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石川遼プロもびっくり!新ツアーボールCHROME TOURシリーズの「風に負けない弾道」を徹底解剖 | キャロウェイゴルフ公式サイト

石川遼プロもびっくり!新ツアーボールCHROME TOURシリーズの「風に負けない弾道」を徹底解剖

2024.02.28 招待する
キャロウェイのツアーボールが、名前もパッケージも新しくなって登場です。1つは、鮮やかなゴールドのボックス、スリーブに収められている「CHROME TOURボール」で、もう1つの「CHROME TOUR Xボール」はブラックがメインカラーとなっています。どんな性能に仕上がっているのか、とても気になるところですが、それを知るうえで最適なムービーが、じつはすでに公開となっています。

内容は、キャロウェイ・スタッフプレーヤー、石川遼プロが「CHROME TOURボール」をコースで試打しているもので、ドローやフェードボールを見事に打ち分けているシーンが収められています。詳細は、実際に動画を見てご確認いただきたいのですが、驚くべきは、約5分の映像のなかで石川プロが発したコメントの数々です。いくつか抜き出してみましょう。

「最後までフェードを維持して、思ったとおりにピンに真っすぐ行ったので、ちょっと信じられないですね。すごいですよ」
「あれだけ旗が真横になっていても、無風だと思えるということかもしれないですね」 「すごい。本当に風が吹いていないみたいです」




これらの言葉からも想像できるように、今回のニューボールの最大の特徴は、「風に負けない弾道」です。なかでも、最高到達点を過ぎてから着弾するまでの、もっとも風に影響されやすい区間で威力を発揮するようになっています。

このような性能を実現できた理由を語る際には、キャロウェイ傘下の企業である「TOPGOLF」の存在に触れないわけにはいきません。「TOPGOLF」は弾道計測システムなどを展開している会社ですが、同社の製品は、世の中に数多くある計測器のなかでも、とくにボールの落ち際の解析力に秀でたものとなっています。キャロウェイでは、この計測器をボールの研究・開発に導入。空力性能の向上に、大きく貢献してくれたとのことです。

この開発によって生まれたテクノロジーは、実際にボールを見て確認することもできます。これまでキャロウェイのボールでは、6角形をしたヘックス・エアロネットワークパターンが特徴的でしたが、今回のニューボールでは、多くの6角形のなかに円形のものも混ぜ合わせた、少し異なるパターンとなっています。この新しいテクノロジーは、シームレス・ツアーエアロと名づけられており、風に負けることなく、狙いたい距離をきっちりと飛ばし、かつ、キャリーの伸びももたらしてくれているそうです。


6角形に円形もプラス、落ち際でも風に負けない「シームレス・ツアーエアロ」


もちろん、ボールの推進力の源となるコアや、アプローチでのスピン性能を左右するカバーにおいても、性能アップが図られています。まずコアですが、まったく新しいものが採用され、ハイパー・ファストソフト・コアという名称となりました。これは、それぞれのボールに求められるパフォーマンスに合わせて素材の配合を見直しながら、徹底した生産管理のもと製作されているもので、より適切な化学反応を起こすことによりパフォーマンスアップを果たしています。具体的には、ロングショット時のスピンの低減と反発力の向上、そして、プロや上級者が好むフィーリングの実現などが挙げられます。また、コアの周りを囲むマントルも、同様に素材の配合が新しくなっており、コアの性能をこれまで以上に引き出すものとなっています。

カバーの進化については、前作のCHROME SOFTシリーズから続くプレシジョン・テクノロジーの導入・推進が大きく関わっています。ボールの生産設備や製造工程のリニューアルに投資を行い、設計どおりのボールを、より高い精度でつくれるようにしたもので、前回はボール内の状態を視認できる3D X線技術などが大きなトピックでした。そこに今回は、カバーを従来よりも均一な厚みにできるよう、成形機械の刷新も追加。ここから生み出されるカバーは、ハイパフォーマンス・ツアーウレタンソフトカバーと名づけられており、非常にソフトで、アプローチショットにおいては驚異的なスピンコントロール性能をもたらすものとなっています。なお、このニューカバーもコアと同様に、それぞれのボールで求められるパフォーマンスに合わせた独自設計でつくられています。

最後に、各ボールの特性の違いも簡単に見ておきましょう。

「CHROME TOURボール」は、前作のCHROME SOFT X LSボールの後継モデルといえ、ロングショットでのスピン量を抑えた、強い弾道よりを生み出す製品となっています。もちろん、グリーン周りでのスピン性能も、プロや上級者が満足するレベルを誇っています。

「CHROME TOUR Xボール」は、前作のCHROME SOFT Xボールを引き継いだモデル。ソフトななかに、ややしっかり感もあるフィーリングのボールで、飛距離性能とグリーン周りでのスピン性能をバランス良く持ち合わせています。

ここまでは触れていませんでしたが、「CHROME SOFTボール」も、名前を変えずにラインアップされています。3つのモデルのなかでは、唯一の3ピースボール(他の2モデルは4ピース)です。もちろん、「CHROME TOURボール」「CHROME TOUR Xボール」と同じく、ハイパー・ファストソフト・コア、シームレス・ツアーエアロなどを採用してリニューアルされており、もっともソフトなフィーリングで、前作以上に高いボールスピードと打ち出し角を実現しています。プロ・上級者のみならず、幅広いプレーヤーに対応する製品です。

カラーのラインアップは、いずれのボールでもホワイト、TRIPLE TRACKバージョンのホワイトとイエロー、TRUTRACKアライメントバージョンのイエローという全4種類を用意しています。なお、TRUTRACKイエローはCALLAWAY EXCLUSIVE での展開です。発売は、3月1日。(TRUTRACKイエローは3月15日)ぜひ、石川プロも驚いた性能を体感してみてください。