Features &
Benefits
ヒールのウェイトを重くするなどしてトウアップバランス
「Ai-ONE Square 2 Square CRUISERパター」は、2024年12月にデビューしたばかりのAi-ONE Square 2 Squareパターに、さらに安定感を加えたようなモデルです。中尺タイプのCRUISERはロフトが多めの6.3度となっているヘッドに対し、通常よりもシャフトをターゲット方向に3.3度傾けて装着しており、長尺タイプのBROOMSTICKのロフトは4.3度となっており、シャフトをターゲット方向に1.3度傾けて装着しており、その装着位置もフェース面から離れたヘッドの重心位置となっています。また、ソール前方のトウとヒールに搭載されている2つのウェイトも重量が異なっており、ヒール側がより重い設定です。これらの設計により、「Ai-ONE Square 2 Square CRUISERパター」のヘッドは回転しづらくトウ側を上にしてフェース面をスクエアにキープすることがとても容易で、つまりは、トウアップバランスのパターということになります。
フルオートマチックなストロークを実現
トウアップバランスになっていることで、「Ai-ONE Square 2 Square CRUISERパター」はヘッドをオートマチックに真っすぐ、スクエアなまま引きやすく、かつ、ターゲット方向にも真っすぐ、スクエアに振っていきやすい特性となっています。言い換えれば、ヘッドがターゲットラインから外れにくく、インやアウトに引いたり、出していったりしづらいパターということになります。また、前述のようにシャフトがターゲット方向に傾けて装着されているため、自然とハンドファーストの構えとなり、低く長いストロークも自動的に実現することができます。
回転しづらいヘッドに38、45インチの長さを用意
「Ai-ONE Square 2 Square CRUISERパター」とAi-ONE S Square 2 Squareパターの違いは、シャフトとグリップです。Ai-ONE Square 2 Squareパターでは、パター長さが33インチと34インチの設定でしたが、「Ai-ONE Square 2 Square CRUISERパター」では、38インチに加え、45インチ仕様の長尺であるBROOMSTICKもラインアップ。グリップも、Ai-ONE Square 2 Squareパターの一般的な長さで約66gのものに対し、38インチ仕様では17インチの約83g、BROOMSTICKでは長尺用に分割された約42gと約82gのものとなっています。このパター長さと、パターの両端がより重い重量配分に、トウアップバランスが加わることにより、真っすぐなストロークがさらに安定することになります。
AI設計インサートが、ボールスピードの低減を抑制
「Ai-ONE Square 2 Square CRUISERパター」には、Ai-ONE・インサートが装着されています。オフセンターヒットしても、ボールスピードの低減を抑えるようにAIが設計したもので、ゼロトルクやパター長さなどと相まって、安定したパッティングをやさしく実現してくれます。また、フェース面裏側のAIが設計した複雑な隆起が見えるように、ポリカーボネート製のウィンドウも一部モデルに設置されています。
すべてスチールでできたSTROKE LAB 140シャフト
「Ai-ONE Square 2 Square CRUISERパター」には、4機種が用意されました。38インチ仕様は、「#7」「DOUBLE WIDE」「JAILBIRD」の3機種で、長尺仕様は、「JAILBIRD BROOMSTICK」の1機種というラインアップです。先述のようにソールウェイトは、トウとヒールで重さが異なっており、「#7」「JAILBIRD」「JAILBIRD BROOMSTICK」はヒールが約25g、トウが約5g、「DOUBLE WIDE」はヒールが約15g、トウが約5g、となっています。また、すべてのモデルに、重さ140gのSTROKE LAB 140シャフトを装着。トルクを抑え、シャフトの無駄な動きを抑制するべく、バット側をやや太めに仕上げたシャフトです。