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予想以上の弾道にビックリ!? 深堀プロ、柏原プロが「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」アイアンを打ってみた! | キャロウェイゴルフ公式サイト

予想以上の弾道にビックリ!? 深堀プロ、柏原プロが「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」アイアンを打ってみた!

2024.01.24 招待する
今回は、キャロウェイ・スタッフプレーヤーの深堀圭一郎プロ、柏原明日架プロによる、2024年ニューモデル、「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」のアイアン試打レポートをお届けします。先日お伝えしたドライバーインプレッションとは異なり、両プロとも今シリーズのアイアンを打つのはまったく初めての体験でしたが、本当に心の底から感嘆の声を上げていたのが、とても印象的でした。

ドライバーのときと同様に、まずはキャロウェイのプロダクト担当、茂貫太郎さんによる、「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」のアイアンに関するレクチャーです。カットモデルを手に、内蔵されているタングステンウェイト、ウレタン・マイクロスフィアの概要や、「PARADYM Ai SMOKEアイアン」「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTアイアン」のそれぞれの違いなどが順に解説されていきましたが、やはり2人のプロが大きく頷いていたのが、今回のテクノロジーの目玉であるAiスマートフェースについての説明でした。「PARADYM Ai SMOKEアイアン」ではI#4~8、「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」ではI#4~7、「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTアイアン」ではI#5~7にAiスマートフェースが採用されています。

「アイアンはスコアメイクするためのものでもありますから、弾道に着目してAiスマートフェースを設計しています。ただスピードを出すだけじゃなく、しっかりスピンも入ったアイアンらしい弾道でグリーンをキャッチするということが考慮されています」(茂貫さん)

とくに、前のめり気味に興味を示していたのが柏原プロです。なかでも、ヘッド形状なども含めて、「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」が気になっている様子でした。

「私はアイアンが7番からで、6番を入れていません。自分が望むような高さが出ないからで、代わりにユーティリティを入れています。でも、ユーティリティにも難点があって、スコアラインが薄いことでフライヤーしやすいんです。それならば、アイアン型のユーティリティを入れれば、ということになるのですが、これも球が上がらず、悩んでいました。この『PARADYM Ai SMOKE HLアイアン』なら、6番が入れられそうですね。アイアンとユーティリティの間のような形にも見える雰囲気なので」(柏原プロ)

この話を受け、さっそく柏原プロが、「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」のI#6で試打をスタートです。とても気温が低く、身体も動きにくいということで、「シャンクもあり得ますから、気をつけてください」と、カメラマンを気遣っていた柏原プロでしたが、言葉とは裏腹に1球目から見事なナイスショットです。

「えっ! すごくないですか。これ、本当に6番ですか?(笑)。めちゃめちゃボールが上がります。9番アイアンくらい上がっています。すごい、すごい!」(柏原プロ)

後方でショットを見ていた深堀プロも、「上がるね。見ていると首が痛くなるくらい(笑)、ボールが高い」と、予想以上の弾道にビックリしています。柏原プロはあっけにとられたように、笑いも交えながら、さらに何球も連続で高弾道を放っていきます。

「視界から消えます(笑)。本当にすごいです。これなら、5番も入れられそうです」(柏原プロ)

また、ハイローンチ(HL)という名前どおりの上がりやすさだけに留まらず、柏原プロは飛距離性能や打感についても大絶賛です。

「上がるけれど、飛距離も出ます。打感も、ステンレスのヘッドなのにフォージドのモデルのように感じるくらい、すごく柔らかいですね」(柏原プロ)

5球ほど打った後、今度は軽量タイプである「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTアイアン」のI#6に持ち替えて、試打を再スタートです。こちらも、ロフトの差(「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」のI#6が27度に対し、「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTアイアン」のI#6は24度)があるにもかかわらず、柏原プロを感心させる高弾道が連発でした。

「こちらのほうがロフトは立っていますね。でも、これもボールが本当によく上がります。ロフトが24度といったら、従来のアイアンの4番くらいですよね。すごい、すごいです」(柏原プロ)

ただ、柏原プロにとっては、形状などの好みも含めて、「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」の出来があまりにも衝撃的だったようです。

「構えたとき、ロフトがすごく立っている感じもないですし、ヘッドはどちらかというと少し大きめです。アイアンなのにユーティリティのようなやさしい雰囲気があって、球もヒューっと上がってくれるので、とても良いです。しかもこの試打モデルのスチールシャフトは、いつも自分が使っているタイプよりも重いんですよ。すごくないですか? これにカーボンのシャフトを入れたら、もっと上がると思います。とても簡単ですし、私のように7番より上の番手でボールが上がらないと悩んでいる人には、とても良いモデルだと思います」(柏原プロ)

待ち切れなかったように深堀プロも、「明日架プロのボールを見て、僕もその高さが得られるのかどうか……」と言いながら、「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」のI#6を打ちはじめます。やはり結果は、深堀プロが「上がるね」と唸るほどの弾道です。

「上がるけれど、吹け上がってはいないから、距離もちゃんと出ていますね」(深堀プロ)

後ろで弾道を見ていた柏原プロが、「おーっ」と声を上げるなか、深堀プロは続けて弾道のコントロール性もチェックしていきます。

「逆に、低い球も打ってみますか。ああ、低い球もちゃんと打てますね。コントロールできます」(深堀プロ)

次に深堀プロは、スタンダードモデルの位置づけである、中空タイプの「PARADYM Ai SMOKE アイアン」の(I#6)を手にしました。深堀プロは1球打って、「打感がとても良いですね」と指摘しながら、こちらもいろいろと性能をチェックしていきます。

「少し打球音が違ってやや高く響きますが、インパクトしたとき、フェースにボールがしっかり食いついている感じがあります。今度は、ちょっとトウ側で打ってみますか。ああ、ちゃんとドローしていますね。普段なら大きなフックになったり、当たり負けして右に力なく出ていき、ショートしたりするのですが、普通の良いドローでした。次は薄めに打ってみます。ああ、これも良いところまで飛んでいます。Aiスマートフェース、すごいですね」(深堀プロ)

最後は、「PARADYM Ai SMOKE MAX FASTアイアン」のI#6です。深堀プロは、1球打ってすぐに、「これは簡単です」と、笑顔です。

「当たったときに、ボールの下にクラブが入っていって、ボールを自然に持ち上げながら飛ばしてくれますね。フェースの下側でヒットしても、周りから見たらナイスショットに見えますから、騙せますよ(笑)。良いショットのふりができます。本当に良いボールが出ていきますね」(深堀プロ)

ツアープロは、飛びすぎるアイアンを嫌がると言われますが、深堀プロによれば、「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」の3つのアイアンに、その心配はないと言います。

「飛びすぎというのは、たまにボールスピードがまちまちになって飛びすぎるということなんだと思いますが、いま3モデルを打ったなかでは、ボールスピードが変わる感じはしませんでした。距離が出るように設計されてはいますが、そのなかで距離が安定していて、球の高さもあり、スピンもしっかり入るので、距離感のズレというのはそんなに起きそうにないですね」(深堀プロ)

3モデルのいずれも、ツアープロでも、「シャフトなどを合わせれば、充分使えます」と太鼓判です。

「僕も年齢を重ねるごとに、アイアンの上の番手を簡単なものにしてきています。長い距離を打っていくとき、打点がずれると距離が一気に落ちてしまうことが問題になるのですが、『PARADYM Ai SMOKEシリーズ』のアイアンでは、フェースのどこに当たっても距離が安定するということで、すごく助かります。加えて、高さが出る一方、困ったときには低い球も打てるのですから、言うことなしですよね」(深堀プロ)