早くもツアープロも実戦投入！低スピンと強弾道で風に強い CHROME TOUR ♦♦♦ボール | キャロウェイゴルフ公式サイト

単純にスペックを見ると、「CHROME TOUR ♦♦♦ボール」とCHROME TOURボール、CHROME TOUR Xボールとの間に違いはありません。すべて4ピース構造となっており、構成する各層の名称も同じです。素材の配合が最適化されたハイパー・ファストソフト・コアや、特に落ち際で強さを発揮してキャリーも伸ばしてくれるシームレス・ツアーエアロなどにより、3つのボールはいずれも高い飛距離性能を実現していますし、同時に、グリーン周りでの優れたスピンコントロールも、従来よりも均一な厚みにすることが可能になったハイパフォーマンス・ツアーウレタンソフトカバーが可能にしてくれています。

ただし、プレーヤーのさまざまな要望に応えるべく、コアやマントル、カバー、カバーパターンはモデルごとに専用設計が施されており、打感やスピン量などが異なる味付けとなっています。「CHROME TOUR ♦♦♦ボール」は、3種類のなかでもっともロングショットにおけるスピン量が少なく、打感もいちばん芯を感じるしっかりとしたもので、♦♦♦という名前が示すとおり、ハードヒッター向けの性格になっていると言えそうです。順番に並べると、ロングショットでのスピン量は、CHROME TOUR Xボール＞CHROME TOURボール＞CHROME TOUR ♦♦♦ボールとなり、ソフトさはCHROME TOURボール＞CHROME TOUR Xボール＞CHROME TOUR ♦♦♦ボールということになります。

また、ロングショットでの弾道は、CHROME TOUR、CHROME TOUR Xボールよりも高く、高弾道のものから順にすると、CHROME TOUR ♦♦♦ボール＞CHROME TOURボール＞ CHROME TOUR Xボールとなります。一方、グリーン周りからのショットにおけるスピン量は、CHROME TOUR Xボール＞CHROME TOURボール＞CHROME TOUR ♦♦♦ボールという並びです。

もちろん、これらはあくまで3つのモデルを比較してのものであり、先にも書いたように、基本的にあらゆる部分で高い性能を持っているなかで設定されている差です。ボールをチョイスする際には、どの要素をもっとも重視するか、どの部分の好みを優先するか、といったことを明確にすることがポイントになるということでしょう。

キャロウェイ・スタッフプレーヤーや用具使用契約を結んでいるプロのなかで、「CHROME TOUR ♦♦♦ボール」の使用者として挙げられるのが、神谷そらプロです。2月27日から3月2日にかけて台湾で行われたフォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権や、日本ツアーの開幕戦、第38回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントでも、すでに実戦投入しています。神谷プロは昨年、CHROME TOUR Xボールを使用していましたが、なぜ、「CHROME TOUR ♦♦♦ボール」にチェンジしたのかを聞いてみたところ、スピン量の違いを挙げてくれました。

「CHROME TOUR Xボールでは、グリーンを狙うショットのときにスピンで戻りすぎたり、ウッドでのショットでも、それほど気になっていたわけではないのですが、スピン量を少し落とせるなら落としたいと思ったりしていたんです。それで、『CHROME TOUR ♦♦♦ボール』に変えたという感じです。実際に使ってみると、クラブでは調整できないわずかな違いが、ボールでは出せると思いましたね」

「CHROME TOUR ♦♦♦ボール」とCHROME TOUR Xボールの打感の違いも、「あまり気にならなかったです」と、神谷プロは言います。

「意外とすんなり変えられました。昨年、CHROME SOFTボールからCHROME TOUR Xボールに変えたときも、1球打っただけで、『これだ』という感じでしたが、今回も実際に打ったときの第一印象が良く、『こっちのほうがいいかも』と思いました。また台湾では、大会前の練習ラウンドのときにすごく風が強かったんですけど、『CHROME TOUR ♦♦♦ボール』は風に強いなと感じましたね」

また、石川遼プロと笹生優花プロによる、「CHROME TOUR ♦♦♦ボール」を含めた3つのボールの最新試打インプレッション動画も、このほど公開となりましたので、ぜひご覧になってみてください。ドライバーからアイアン、アプローチ、パッティングまで打ち比べた内容となっているので、とても見応えがあり、ボール選びの際には、とても参考になるムービーです。

ドライバー篇：

アイアン篇：

ショートゲーム篇：