新しい7機種のなかでもっとも注目なのは、「JAILBIRD MINI DB」かもしれません。昨年のUSPGAツアーで3連勝を飾って大きく注目されたヘッド形状とアライメントになっており、ネックはダブルベントです。このヘッドタイプを待ち望んでいた方も、多いのではないでしょうか。実際、オデッセイのオンラインストアでは予約受付がすでに始まっているのですが、相当な数の注文数となっているそうです。
また、オデッセイの象徴的存在で長く愛されつづけている2-BALLも、今回の追加ラインアップに含まれています。こちらも待望の登場と言ってよいでしょう。2モデルが用意されており、クランクホーゼルの「2-BALL CH」と、ダブルベントの「2-BALL DB」となっています。どちらも、ヘッド上面の2つの白いディスクにアライメントのラインが入れられているところも特徴の1つです。
残る4モデルも順番に見ていきましょう。「#2」はコンベンショナルなブレードヘッドで、すでに発売されている#1と比較すると、バックフランジの形状がやや異なるモデル。
「#7 DB」は、お馴染みのツノ型ヘッドで、昨年発売の#7 CHがクランクネックとなっているのに対し、ダブルベントを採用しているモデルです。
幅がやや広いブレードのDOUBLE WIDEは、すでにダブルベントネックのモデルがラインアップされていましたが、今回、クランクホーゼルの「DOUBLE WIDE CH」も仲間入り。
マレットのROSSIEも、ショートスラントネックのROSSIE Sに加えて、新たにダブルベントの「ROSSIE DB」が用意されました。
左下/DOUBLE WIDE CH 右下/ROSSIE DB
ここで、今年のツアーにおける「Ai-ONEパター」と、同じくAIインサートを採用した「Ai-ONE MILLEDパター」の活躍にも触れておきましょう。USPGAツアーでは、開幕戦の「ザ・セントリー」において、キャロウェイ・スタッフプレーヤーのクリス・カークが、「Ai-ONE MILLED SIX T CHパター」(プロトタイプ)を手に優勝。さらに2月上旬に行われた2024年の5戦目、「AT&Tペブルビーチプロアマ」では、JAILBIRDのヘッド形状を持つ「Ai-ONE CRUISER JAILBIRD DBパター」(プロトタイプ)を使用したプレーヤーが勝利しました。
DPワールドツアー(欧州男子ツアー)では、2月上旬の「バーレーンチャンピオンシップ」で、キャロウェイ・スタッフプレーヤーのディラン・フリッテリが、「Ai-ONE MILLED ELEVEN T Sパター」(プロトタイプ)とともにツアー通算3勝目を達成。また、アメリカ下部のコーンフェリーツアー「パナマ選手権」では「Ai-ONE MILLED TWO Tパター」も、勝利を挙げています。
「Ai-ONEパター」の追加モデルはすべて、スチール製のSTROKE LAB 90シャフトを装着しており、長さは33インチと34インチの2種類となっています。発売は2月16日予定です。ぜひ店頭でお手に取って、チェックしてみてください。
<「Ai-ONEパター」の追加7モデルの製品情報はこちら>
● Ai-ONE JAILBIRD MINI DBパター
● Ai-ONE 2-BALL CHパター
● Ai-ONE 2-BALL DBパター
● Ai-ONE #2パター
● Ai-ONE #7 DBパター
● Ai-ONE DOUBLE WIDE CHパター
● Ai-ONE ROSSIE DBパター