日本男子ツアーでは、4月中旬の関西オープンゴルフ選手権競技と、4月終わりから5月初めにかけて行われた中日クラウンズにおいて、優勝したプレーヤーがELEVENパターを使用。また、永久シード選手や優勝経験者も含めた多くのプロも愛用しはじめていることで、試合中継において目にする機会が増えてきています。具体的な数字を挙げれば、5月中旬のアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップで、9名のプロがELEVENパターをバッグに入れて戦っていました。
一方、日本女子ツアーにおいても、5月中旬のほけんの窓口レディースで、3名のプロがELEVENパターをチョイス。そのうちの1人が、ナショナルオープンチャンピオンにも輝いている人気のプレーヤーだったこともあり、話題となっていました。
なぜ、ELEVENパターがツアープロに評価されているかといえば、やはり、その操作性の高さが大きいようです。ヘッドの前側は重さのあるスチールで製作され、さらにソールの前方トウ・ヒールにスチール製のウェイトも搭載している一方、後ろ側はアルミニウムやウレタン樹脂のTPUという、比重の軽い素材でつくられており、重量の大部分がヘッドの前方部に集中。従来の大型マレットでは深重心がスタンダードでしたが、ELEVENパターはこれまでになかった浅重心のモデルとなっています。いわば、ブレードのような動かしやすさを持った、大型マレットということです。
ここで、「それならば、ブレードパターでも良いのでは?」という疑問も出てきますが、それはまたちょっと違うようです。ELEVENパターは、先述のソールウェイトによりトウ・ヒール方向の慣性モーメントが高く、大型マレットらしい安定感やミスヒットへの強さを実現。さらに、ヘッドの見た目の効果も大きく、大型マレットの形状が、真っすぐなヘッド軌道をイメージしやすくするなど、安心感ももたらしています。この形状で浅重心だからこそ、ELEVENパターは高い評価を受けているわけです。
参考に、キャロウェイ・スタッフプレーヤー、深堀圭一郎プロの試打映像もご覧ください。従来の深重心大型マレットとの違いも含め、わかりやすい解説となっています。
今後、TRI-HOT 5Kパター同様に、ELEVENパターもますますツアーで使用者を増やしていきそうな雰囲気です。中継映像に注目しつつ、ぜひ、みなさんも店頭などでお試しになってみてください。
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